離婚公正証書作成サイト慰謝料
慰謝料とは、不法行為をした者が精神的損害を受けた者に対して支払う損害賠償です。
通常、離婚の直接の原因を作った側から、支払われます。ただし、双方に同じ程度責任がある場合は、請求できません。
・慰謝料の額
判例から見ると、不貞や暴力が原因の場合、50万円～500万円、それ以外は、100万円～200万円位が多いようです。これは、あくまで目安であって、配偶者の収入や婚姻期間などによって異なります。
・消滅時効
慰謝料は、損害賠償請求なので3年で消滅時効にかかります。
養育費
養育費とは
養育費とは、子供の生活費のことです。子供を引き取らなかった側が、子供の監護者に払うのが一般的です。
・養育費の額
分割でもらうか一括でもらうかで違いがありますが、分割でもらう場合は、6万円以下が8割を超え、2万円から4万円がもっとも多いです。
・いつまで養育費をもらえるのか？
原則として子供が成人するまでとされていますが、話し合いにより「大学卒業時まで」などとすることもあります。
・再婚したら養育費はもらえないのか？
再婚しても養育費をもらうことができます。ただし、再婚相手が、子供と養子縁組をした場合は、再婚相手にも子供を監護養育する義務が生じます。つまり、再婚相手も親として養育費を負担しなければなりません。
この場合でも元夫（妻）に養育費の支払い義務はあります。しかし再婚相手に経済力があるなど、経済的に豊かになった場合は、養育費が減額されることがあります。
・養育費を払ってもらうために
養育費を払ってもらうために、養育費を決めたなら、必ず書面にしておきましょう。
強制執行認諾約款付公正証書にしておくと後に強制執行ができるので安心です。
